ぬり絵

通所リハビリ施設”とと”では個別訓練以外の時間にぬり絵やパズル、間違え探し、数独、手芸などさまざまな頭の体操を利用者さんにしていただいています。

今日はぬり絵の効果について簡単にお話したいと思います。

ぬり絵は下絵に色を塗るという一見単純な遊びのようですが、意外に広範囲の脳を使うんですよ!

例えば下絵を眺めているときは、視覚野のある後頭葉や、色や形の記憶が保存されている側頭葉を使い、「何色でぬるか」「どこからぬるか」など、作業プランを立てているときは、前頭葉にある前頭連合野が働き、色をぬるときは同じく前頭葉にある運動野によって、手の動きがコントロールされるそうです。

最近ではぬり絵が認知機能にどのような効果をもたらすかについての科学的な検証も行われているようです。

楽しみながら頭の体操もできるなんて、いいこと尽くしですね!